あらゆる生産物は
使用価値を持っているが、それは交換されなければ主観的な
使用価値に過ぎない。しかし交換されその生産物は
商品となった時、すなわち交換の過程で、より客観的な価値としての交換価値がその商品に与えられることとなる。(
貨幣経済においては
価格として表現されるのは交換価値であるが、ここでは
貨幣経済が成立していないと仮定する)すなわち
商品の交換価値はその他の種類の商品と物々交換される差異の量的な比率に表現できる。その
方程式はA商品x量=B商品y量のようにあらわすことができる。
物々交換では商品の交換比率は常に変動的、偶然的なものであるが長期的に平均化すれば一定の安定した交換価値がある。すなわちすべての全く性質が異なる商品でも大きさが比較できる普遍的な価値が内在していると考えることができる。