自主憲法による
スペイン語名称は、
Estado Libre Asociado de Puerto Rico(エスタード・リブレ・アソシアード・デ・プエルト・リコ)。このスペイン語を英語直訳すると
Associated Free State of Puerto Rico となるが、米国
議会等の政府機関はこの英語名称を使うことはなく、あくまで
Commonwealth of Puerto Rico(コモンウェルス・オブ・プエルトリコ、プエルトリコ米国自治連邦区) である。通称
Puerto Rico(
プエルト・リコ)。
ヨーロッパ人の到来以前は先住民の
タイノ族によってこの島はボリケン(Borik?n)、またはボリンケン(Borinquen)と呼ばれていた。ボリンケンとは「勇敢なる君主の国」を意味する。
スペイン語のプエルト・リコは「豊かな港、美しい港」という意味であり、語源は、一説にはクリストバル・コロン(
クリストファー・コロンブス)が
サン・フアンに入港した時に
?Qu? Puerto Rico!(なんて美しい港なんだ!)と叫んだことに由来するといわれている
[角川雅樹「アメリカとラテンアメリカのはざまで プエルトリコ・サンフアン市」『ラテンアメリカ都市と社会』国本伊代・乗浩子 (編)新評論、1991年]。
米西戦争後、アメリカに併合されてからはポルト・リコ (Port Rico) と地名表記も英語化されてきたが、プエルトリコ人の感情に配慮して
1932年に英語でもプエルト・リコ (Puerto Rico) と表記されるようになった。
1493年11月19日のクリストバル・コロンによる到着以来、
スペインやアメリカを始めとするヨーロッパ人によって開発が続けられ現在に至る。当初、プエルトリコ島は「聖ヨハネ(サンフアン)島」と呼ばれ
サン・フアン市街を「豊かな港(プエルト・リコ、プエルトが港(puerto は英語の Port)、リコは豊かな(rico は英語の Rich)という意味)」と呼ばれていた
が、地図作成者の取り違えによって入れ替わってしまい、今の呼称になっている。