1975年以前、南ベトナムには120万人の華人が在住だったが、そのうち110万人は
サイゴンに集中し、さらにそのうち70万人はチョロンに居住していた。私企業の国有化と資産階級の資産制限などの
社会主義化、また
中越戦争前夜の人種的緊張により、大量の華人が難民としてベトナムから国外に流出した。そのため、1978年にはチョロンの華人人口は10万人にまで減少した。
[読売新聞夕刊 1992年9月8日および9月9日] ベトナム全体では、1975年以前に145万人いた華人人口のうち111万1000人が第三国に移住し、1994年の華人人口は28万人にまで減少している。
[若林敬子「中国人口超大国のゆくえ」184、185頁 岩波書店 1994年] ドイモイ以後は国外から帰国する者も増え、チョロンの華人人口は50万人ほどに回復した。