マルクス・レーニン主義思想に基づく軍事ドクトリンがソ連軍の根底にある。1945年から
スターリン主義の時代では、
第二次世界大戦の戦訓が重視されていたが、1953年から1958年の移行期においては、
核兵器開発に力を入れるようになり、核戦力と通常戦力を組み合わせたものになっていった。ソ連軍には陸海空軍の軍種別の戦略が策定されることはなく、統合的な戦略が策定される仕組みになっている。
戦時では国防会議は中央軍事会議となり、ソ連軍の指揮監督を担当し、平時では
軍事戦略を策定する。中央軍事会議を構成するのは党書記長、国防大臣、3人の第一国防次官、10人の国防次官、軍事科学局長、5軍種の各総司令官、民間防衛長官、鉄道建設長官、後方長官、装備担当国防次官、監察総監であると考えられている。(民間防衛長官以下の6人は推考も含まれる)